本ページはプロモーションを含みます。掲載内容は編集部が各校の公表資料をもとに独自に作成しています。
「VTuberの専門学校って意味あるの?」「個人でも始められるのに300万円払う価値は?」。
この分野を調べると、必ずこの疑問に行き当たります。実際に個人で活動している人が大勢いるからです。
本記事では、学費と学ぶ内容を、公表データの実額で整理します。
読み終えるころには、自分に学校が必要かどうかを判断できるようになります。
この記事でわかること
- 個人なら数万円の機材で始められること
- それでも学校に通う意味がどこにあるか
- 2年制の学費と、3年制との差
- 個人勢と事務所所属で変わる収益構造
- 「やばい」と言われる3つの理由
この項目の情報基準日:
この記事の情報源
学費は各校が公式サイトで公開している入学金・学費一覧にもとづく実額です。機材費と外注費は一般的な目安として整理した参考値で、機種やサービスによって変わります。学費と開講専攻は年度によって変わるため、出願前に必ず志望校の公式サイトでご確認ください。
個人で始められる分野
まず前提から確認します。VTuberは、他のクリエイター職と参入の条件が違います。
この分野は、個人でも今日から始められる
個人で始める
- マイクとWebカメラ
- 無料の配信ソフト
- アバターは有料・無料の配布あり
- 数万円で環境がそろう
専門学校に通う
- 2年制で総額295万円
- 機材と設備は校舎にある
- 講師の指導と講評がつく
- 事務所のオーディション機会
始めるだけなら学校は要らない。だからこそ、学費に見合う中身があるかを確認する必要がある。
図1:個人で始める場合と学校に通う場合
マイクと無料の配信ソフトがあれば、今日からでも始められます。数万円で環境がそろう分野です。
だからこそ学費が問われる
イラストやゲームなら、企業に採用されるためにポートフォリオが要ります。VTuberは自分で発信するだけなら、誰の許可も必要ありません。
始めるだけなら学校は要らないという事実から目をそらすと、判断を誤ります。そのうえで、通う意味があるかを見ていきます。
それでも学校に通う意味
学費に対して返ってくるものを整理します。
学費に対して返ってくるもの
配信を始めること自体は簡単でも、続けて伸ばすのは難しい。そこを支える設計になっている。
図2:学校に通う意味
技術、機会、継続の3つです。このうち最も評価しにくいのが3つ目の継続になります。
続けられるかどうかが分かれ目
配信を始める人は多くいますが、半年続く人は限られます。視聴者が増えない時期をひとりで越えるのは簡単ではありません。
課題として配信が組まれ、講評が返ってくる環境は、この時期を越える助けになります。
アバター制作は外注費と比べる
Live2Dや3Dモデルを外注すると、数万円から数十万円かかります。自分で作れるようになれば、修正も更新も自由です。
活動を長く続けるほど、この差は大きくなります。
診断:あなたに学校が必要か
いまの状況に、いちばん近いものを1つ選んでください。
まず個人で数か月試してください
マイクと無料の配信ソフトがあれば始められます。続けられるかを確かめてから進学を判断しても遅くありません。
締切と講評がある環境が効きます
一人だと配信の頻度が落ちやすくなります。課題として設定されると、続ける理由が外から与えられます。
Live2Dや3Dモデリングを学ぶ価値があります
外注すると数万円から数十万円かかります。自分で作れると、修正も更新も自由になります。
オーディションの機会が学校にあります
在学中にオーディションを受けられる学校があります。応募の枠が優遇される場合もあるため、回数を確認してください。
個人で始めるほうが合理的です
機材は数万円で足ります。学費295万円を機材とアバターの外注に回すという選択も成り立ちます。
始めること自体は誰でもできます。学校の価値は、続けることと機会にあります。
専門学校で学ぶ内容
授業の中身を3つに分けて整理します。
授業で扱う3つの領域
見た目をつくる
Live2D・3Dモデリング
アバターの制作と調整
▼
外注すると数万〜数十万円
3つ目が最も重要。機材と技術がそろっても、話す中身がなければ視聴者は残らない。
図3:VTuberの専門学校で学ぶ内容
アバターを作る技術、配信環境を整える技術、そして演じる力です。
差がつくのは3つ目
機材と技術は誰でも同じものを用意できます。視聴者が残るかどうかは、話す中身と企画で決まります。
トークや企画の授業をどれだけ持っているかは、学校を選ぶときの判断材料になります。
学費の実額
金額を並べます。個人で始める場合との差がはっきりします。
卒業までの学費(入学金を含む)
個人の数万円は機材の目安。アバターを外注する場合はさらに費用がかかる。
図4:学費と個人で始める場合の比較
2年制で総額295万円、3年制で438万円です。個人なら機材数万円で始められます。
教材費も別にかかる
学費のほかにパソコンが必要です。バンタンクリエイターアカデミーの例では、ネットアーティスト学部でWindowsのパソコンが約30万円と案内されています。
AdobeCCの年44,000円も加わるため、実際に用意するのは2年で約329万円になります。
学費の内訳は別記事で詳しく解説しています。
ネットアーティスト学部の資料を取り寄せる
配信ブースの数やオーディションの回数は、資料と説明会で確認するのが確実です。専攻ごとの開講校舎もあわせて分かります。
- 資料請求はWEBから数分
- 専攻別の学費と教材費がわかる
- 説明会と体験授業の日程も届く
- 請求だけの利用も可
資料を取り寄せる(無料)
資料請求のみ・比較検討中の利用も可能です。
個人勢と事務所所属の違い
活動の形によって、収益の構造が変わります。
活動の形で、収益の構造が変わる
個人勢
- 収益を自分で受け取る
- 企画も編集も自分でやる
- 認知は自力で広げる
- 案件は個人で交渉する
事務所所属
- 収益は事務所と分配
- 制作の支援を受けられる
- デビュー時に注目が集まる
- 案件は事務所が取ってくる
所属すれば必ず伸びるわけではない。ただし最初の認知を得る速度は大きく変わる。
図5:個人勢と事務所所属の違い
個人勢は収益をそのまま受け取れる代わりに、企画も編集も認知の獲得もすべて自分でやります。
事務所所属の利点は最初の認知
事務所に所属すると収益は分配されますが、デビュー時に注目が集まります。既存のファン層に届く点が最大の違いです。
ただし所属すれば必ず伸びるわけではありません。続ける力が問われるのは同じです。
オーディションという入口
事務所に入るにはオーディションを受けます。学校によっては在学中に応募でき、枠が優遇される場合もあります。
事務所に所属するまでの流れ
在学中にアバターと配信の実績をつくる
▼
事務所のオーディションに応募する
▼
書類と配信のサンプルで審査を受ける
▼
合格するとデビューの準備に入る
▼
不合格でも個人勢として活動を続けられる
審査で見られるのは実績。在学中にどれだけ配信を続けたかがそのまま材料になる。
図6:オーディションから所属までの流れ
審査で見られるのは実績です。在学中にどれだけ配信を続けたかが、そのまま材料になります。
2年制と3年制の校舎差
見落とされやすい点です。通い方によって、選べる校舎が変わります。
2年制は東京校のみの開講です。地方在住で2年制を希望する場合、上京するか3年制を選ぶことになります。
上京する場合の住居費は、2年間で約219万円が目安です。
ネットアーティスト学部の資料を取り寄せる
2年制と3年制で開講している校舎が違います。志望する通い方が選べるかを資料で確かめてください。
- 資料請求はWEBから数分
- 専攻別の学費と教材費がわかる
- 説明会と体験授業の日程も届く
- 請求だけの利用も可
資料を取り寄せる(無料)
資料請求のみ・比較検討中の利用も可能です。
「やばい」と言われる理由
この分野を検索すると、否定的な記事も出てきます。理由は3つに整理できます。
「やばい」と言われる3つの理由
3つとも事実。ただし1つ目は、学校が何を提供するかで評価が変わる。
図7:懐疑的に見られる理由
学費の高さ、成果の不確実性、変化の速さです。3つとも事実として認めたうえで判断する必要があります。
成果が読めないのは構造の問題
就職なら採用されれば給与が発生しますが、配信は視聴者が集まらなければ収益が生まれません。学校の質とは別の要素が働きます。
この点は入学前に理解しておいてください。学校が保証できるのは技術と機会までです。
判断の分かれ目
最終的には、自分が続けられるかどうかで決まります。
学校が必要かどうかの分かれ目
すでに配信を始めているか
▼
続けられている
- 個人で進める選択も合理的
- アバター制作だけ学ぶ手もある
- 学費を機材と外注に回せる
続かない・始められない
- 締切と講評が効く
- 同じ目標の仲間ができる
- オーディションの機会がある
数か月ひとりで配信を続けられるかを試してから決めても遅くない。
図8:判断の分かれ方
すでに配信を続けられているなら、学費を機材とアバターの外注に回す選択も合理的です。
逆に始められない、続かないという場合は、環境を買う価値があります。
動画分野全体の職種と学費は、別記事で整理しています。
よくある質問
VTuberの専門学校について、多い5つの疑問に答えます。
学費はいくらかかりますか?
2年制で総額295万円、3年制で438万円です。別にパソコン約30万円とAdobeCC年44,000円がかかります。
個人でも始められますか?
始められます。マイクと無料の配信ソフトがあれば、数万円で環境がそろいます。
学校の価値は、技術と機会と続ける仕組みにあります。
事務所には入れますか?
オーディションを受けて合格する必要があります。学校によっては在学中に応募でき、枠が優遇される場合もあります。
「やばい」と言われるのはなぜですか?
学費が高いこと、成果が読めないこと、業界の変化が速いことの3点です。いずれも事実として認めたうえで判断してください。
どの校舎でも2年制を選べますか?
選べません。VTuber専攻の2年制は東京校のみの開講です。
大阪校や名古屋校で学ぶ場合は3年制になります。
まとめ:続けられるかで決まる
本記事では、VTuberの専門学校について、学費と個人で始める場合の違いを解説しました。
始めるだけなら数万円で足ります。学費295万円で買うのは、技術とオーディションの機会と、続ける仕組みです。
この3つが自分に必要かどうかが判断の基準になります。
まず個人で数か月配信してみてください。続けられたなら学校は不要かもしれません。
続かなかったなら、環境を買う理由がはっきりします。