バンタンクリエイターアカデミー

バンタンクリエイターアカデミーの学費|総額と教材費を公式データで整理

バンタンクリエイターアカデミーの学費を公式データで整理。入学金15万円と年間140万円で2年制の総額は295万円、3年制は438万円

「バンタンクリエイターアカデミーの学費はいくら?」「教材費が別って、どのくらいかかるの?」。

調べ始めた人が最初につまずくのがここです。進学情報サイトには数年前の金額が残っており、教材費の実額まで書いた記事もほとんどないからです。

本記事では、年間学費と教材費を含めた実際の負担額について、2027年度の公式学費表をもとに整理します。

読み終えるころには、自分が選ぶコースで初年度にいくら用意すればよいのかが、教材費まで含めて分かります。

この記事でわかること

  • 入学金と年間学費が、それぞれいくらなのか
  • コース別の年間学費と、卒業までの総額
  • 教材費を含めた、初年度に実際に必要な金額
  • 入学金15万円が免除される条件と締切
  • 学費が足りないときに取れる手段

この項目の情報基準日:

この記事の情報源

学費はバンタンクリエイターアカデミー専門部の公式サイトに掲載された2027年度4月生の学費一覧および入学案内にもとづく実額です。学費は改定される場合があるため、出願前に必ず公式サイトで最新の金額をご確認ください。

クリエイター進学ナビ 編集部 各学校が公表する募集要項・学校案内・公式サイトをもとに、クリエイター系専門学校の学費・課程・入試・就職を調査し執筆しています。掲載内容には情報基準日を明記しています。

学費の全体像

学費は入学金と年間学費に分かれます。まずこの2つを別々に把握してください。

入学金は全学部共通で15万円

コースや校舎にかかわらず、入学金は15万円です。初年度にだけ必要で、2年次以降はかかりません。

一度納めた入学金は、理由を問わず返金されません。ただし後述する入学金免除の対象になれば、この15万円はかかりません。

なお進学情報サイトには「入学金10万円」と記載しているものがあります。公式の現行値は15万円です。

年間学費の内訳

2年制コースの年間学費は140万円です。中身は3つに分かれています。

2年制コースの年間学費140万円の中身

  • 設備充当費34万円
  • 授業料81万円
  • 実習費25万円

授業料が約58%。設備充当費と実習費が別建てになっている。

図1:年間学費の内訳

授業料が81万円、設備充当費が34万円、実習費が25万円です。設備充当費と実習費が別建てになっているのが、この学校の学費の特徴になります。

2年次以降も同額を納める

2年次は入学金がかからず、年間学費だけを納めます。金額は1年次と同じです。

学年が上がって安くなることはありません。総額の計算は「入学金+年間学費×年数」で足ります。

ただし教材費は別です。進級時にも、新たな教材が必要な学科では追加の納入があります。

コース別の年間学費

専門部には動画クリエイター学部とネットアーティスト学部があります。年間学費は通い方で決まります。

通い方によって年間学費が変わる

2年制 週3日(映像制作・VTuber)121万円
2年制 週4〜5日(全専攻)140万円
3年制 週4〜5日(全専攻)141万円

週3日コースは通学日数が減るぶん、3つの費目すべてが下がる。

図2:通い方別の年間学費

学部 年制・通学日数 コース 年間学費
動画クリエイター学部 3年制 週4〜5日 クリエイター/映像制作/マネージャー・イベントスタッフ 141万円
動画クリエイター学部 2年制 週4〜5日 クリエイター/映像制作/マネージャー・イベントスタッフ 140万円
動画クリエイター学部 2年制 週3日 映像制作 121万円
ネットアーティスト学部 3年制 週4〜5日 VTuber/歌い手 141万円
ネットアーティスト学部 2年制 週4〜5日 VTuber 140万円
ネットアーティスト学部 2年制 週3日 VTuber 121万円

専攻が違っても、年制と通学日数が同じなら金額は変わりません。学費を決めるのは専攻ではなく、通い方のほうです。

ただし開講している校舎はコースごとに違います。2年制のVTuber専攻は東京校のみ、3年制の映像制作専攻は名古屋校でも開講という形です。

定員も設定されています。東京校のクリエイター専攻は3年制120名、2年制60名で、定員に達すると募集が締め切られます。

卒業までの総額はいくらか

年間学費だけでは判断できません。入学金15万円を足して、卒業までの合計を出します。

入学金15万円を含めた、卒業までの総額

2年制 週3日257万円
2年制 週4〜5日295万円
3年制 週4〜5日438万円

教材費は含まない。修業年数の差が総額に直結する。

図3:卒業までの総額

2年制の週4〜5日で295万円、3年制で438万円、2年制の週3日で257万円です。

2年制と3年制の差は143万円になります。1年多く通うだけで、総額が150万円近く上がります

診断:あなたの場合、総額はいくらになるか

希望するコースに、いちばん近いものを1つ選んでください。

総額295万円(2年制 クリエイター専攻)

入学金15万円と年間140万円の2年分です。東京校と大阪校で開講しており、定員は東京60名・大阪25名となっています。

総額295万円(2年制 映像制作専攻)または438万円(3年制)

3年制は名古屋校でも開講しています。じっくり学ぶなら3年制ですが、総額は143万円上がります。

総額295万円(2年制 VTuber専攻)

2年制のVTuber専攻は東京校のみ、定員30名です。3年制なら大阪・名古屋・仙台でも開講しています。

総額257万円(2年制 週3日)

週3日コースは映像制作専攻とVTuber専攻に用意されています。年間121万円で、週4〜5日より19万円安くなります。

総額295万円(2年制 マネージャー・イベントスタッフ専攻)

3年制なら438万円です。制作側とは求められるスキルが違うため、志望職種を早めに絞ってください。

系列校と比べるとどの水準か

同じバンタングループの他校と並べると、2年制の総額はゲーム309万円、音楽313万円、クリエイター295万円です。

クリエイターアカデミーが最も安く、ゲームとは14万円の差があります。学費体系は共通でも、費目の配分に違いがあるためです。

ただし教材費まで含めると順位が変わる可能性があります。パソコン約30万円を明示しているのは、この学校の特徴です。

3年制のほうが年額は高い

ここは見落とされやすいポイントです。3年制の年間学費は141万円で、2年制の140万円より1万円高くなっています。

2年制と3年制で、費目の配分が入れ替わっている

2年制(年間140万円)

  • 設備充当費 34万円
  • 授業料 81万円
  • 実習費 25万円

3年制(年間141万円)

  • 設備充当費 40万円
  • 授業料 81万円
  • 実習費 20万円

授業料は共通。3年制は設備充当費が6万円高く、実習費が5万円安い。

図4:2年制と3年制の費目の違い

授業料81万円は共通です。違うのは設備充当費と実習費で、3年制は設備充当費が6万円高く、実習費が5万円安いという配分になっています。

他校とは逆の構造

系列のバンタンゲームアカデミーでは、3年制のほうが年額が安く設定されています。実習費が下がるためです。

クリエイターアカデミーではその逆になっています。系列校の記事を読んで「3年制のほうが年額は安い」と思い込まないでください

教材費が学費とは別に大きくかかる

この学校でとくに注意したいのが教材費です。学費に含まれず、金額も小さくありません。

2年制で初年度に実際に用意する金額

  • 入学金15万円
  • 年間学費140万円
  • PC30万円
  • AdobeCC4.4万円

初年度の合計 約189万円(学費155万円+教材費約34万円)

PCは推奨スペックを満たすものを持っていれば購入不要。AdobeCCは毎年かかる。

図5:初年度に必要な金額の全体

共通してAdobe Creative Cloudのライセンスが年44,000円かかります。さらに学部ごとにパソコンが必要です。

パソコンは約30万円

動画クリエイター学部はMacBook Pro、ネットアーティスト学部はWindowsノートPCで、いずれも約30万円が参考価格とされています。

これらは入学までに自分で購入します。ただしすでに推奨スペックを満たすパソコンを持っている場合は、新たに購入する必要はありません

推奨スペックは入試合格後に案内されます。手持ちの機種で足りるかどうかは、購入前に必ず確認してください。

初年度に必要なのは約189万円

入学金15万円、年間学費140万円、AdobeCC 4.4万円、PC 30万円を合計すると約189万円です。

学費表の140万円だけを見て予算を組むと、49万円足りなくなります。作品制作の材料費も教材費には含まれません。

2年目以降はAdobeCCの年44,000円が続きます。パソコンを買い替えなければ、2年目の負担は学費140万円と4.4万円です。

いつ払い、いつまでに出願するか

この学校では、出願の時期が金額に直結します。

出願の時期で、入学金15万円の有無が変わる

  • 2026年4月1日〜4月30日特別先行入試の受付合格率が最も高い
  • 2026年5月1日〜8月31日AO入試 前期入学金15万円免除の対象
  • 2026年9月1日以降AO入試 後期入学金免除は対象外
  • 合格後入学金と年間学費の納入155万円
  • 2027年2月上旬教材費の案内約34万円

出願料は特別先行入試1万円、AO・学校推薦・一般入試は3万円。いずれも返金されない。

図6:出願と納入のスケジュール

特別先行入試とAO入試の前期で合格すると、合格者特典として入学金15万円が免除されます。

9月1日以降は免除の対象外

公式には、入学金免除は前期である8月31日までに出願した人が対象と明記されています。後期の9月1日以降は対象外です。

出願が1日ずれるだけで、15万円の差が生まれます。志望が固まっているなら、夏までに動くのが有利です。

出願料も返金されない

出願料は特別先行入試が1万円、AO入試・学校推薦入試・一般入試が3万円です。いずれも一度納めると返金されません。

また学費についても、入学日以降は理由を問わず返金されないのが系列共通の規定です。

迷いがある状態で早く納入すると、その金額はそのまま戻りません。入学金免除の締切と返金不可の条件を並べて、動く時期を決めてください。

学費が払えないときの選択肢

300万円前後を自己資金だけで用意するのは簡単ではありません。手段は複数あります。

足りない金額をどう埋めるかで進む道が変わる

自己資金では足りない

まず8月31日までに出願して入学金15万円を免除にする

借りる(返済が必要)

  • 学費クレジット(分割払い)
  • 国の教育ローン(日本政策金融公庫)
  • 民間の教育ローン

総額そのものを下げる

  • 週3日コースを選ぶ(総額257万円)
  • 3年制ではなく2年制を選ぶ
  • 推奨スペックのPCを買い直さない

認可された専修学校ではないため、日本学生支援機構の奨学金は前提にできない。

図7:学費が足りないときの選択肢

まず取るべきは入学金免除です。8月31日までに出願して合格すれば、それだけで15万円が浮きます。

特別先行入試は4月中の受付で、公式には合格率が最も高い入試方法とされています。早く動くほど有利な設計です。

JASSOの奨学金は前提にできない

バンタンは認可された専修学校ではありません。そのため日本学生支援機構の奨学金は使えないものとして資金計画を立ててください。

制度上の違いについては、系列校を例に別記事で詳しく解説しています。

週3日コースで総額を下げる

借りる前に検討したいのが、通い方の見直しです。週3日コースなら総額は257万円で、週4〜5日より38万円安くなります。

ただし授業時間は減ります。空いた時間を制作やアルバイトに使えるかどうかで、判断してください

診断:あなたに合う資金の集め方

重視することに、いちばん近いものを1つ選んでください。

8月31日までに出願する

特別先行入試とAO入試の前期なら、合格者特典で入学金15万円が免除されます。9月1日以降の出願は対象外です。

据置型の教育ローン

在学中は利息のみを払い、元本は卒業後から返します。月々の負担は最小になりますが、返済総額は増えます。

国の教育ローン(日本政策金融公庫)

金利を比べたうえで、申込翌月から元本と利息を返す形にすると総額を抑えられます。住居費や通学費もまとめて借りられます。

週3日コースを選ぶ

総額は257万円まで下がり、2年制の週4〜5日より38万円安くなります。空いた時間をアルバイトに充てることもできます。

手持ちのPCが使えるか確認する

PC約30万円は、推奨スペックを満たす機種を持っていれば購入不要です。AdobeCCの年44,000円は毎年かかります。

よくある質問

バンタンクリエイターアカデミーの学費について、多い5つの疑問に答えます。

入学金はいくらですか?

全学部共通で15万円です。ただし特別先行入試とAO入試の前期(8月31日まで)で合格すると、合格者特典として免除されます。

卒業までの総額はいくらですか?

入学金を含めて、2年制の週4〜5日で295万円、3年制で438万円、2年制の週3日で257万円です。教材費は別途かかります。

教材費はいくらかかりますか?

AdobeCCのライセンスが年44,000円、パソコンが約30万円です。推奨スペックを満たす機種を持っていれば、パソコンの購入は不要です。

専攻によって学費は違いますか?

違いません。年制と通学日数が同じなら、クリエイター専攻もVTuber専攻も同額で、金額を決めるのは通い方のほうです。

途中でやめたら学費は戻りますか?

入学日以降は理由を問わず返金されません。入学金と出願料も返金されない規定になっています。

まとめ:教材費まで足してから、通い方を決める

本記事では、バンタンクリエイターアカデミーの入学金と年間学費、コース別の総額、教材費、入学金免除の条件について解説しました。

学費表の金額だけでは足りません。初年度に実際に用意するのは、教材費を含めて約189万円だからです。

一方で、8月31日までに出願して合格すれば、入学金15万円は免除されます。

出願の時期と通い方の2つで、必要な金額は大きく変わります。総額を出したうえで、動く時期を決めてください。