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eスポーツの専門学校はやめとけ?学費と進路を実額で検証

eスポーツの専門学校はやめとけなのかを検証。2年制の総額309万円、選手以外の進路も解説

本ページはプロモーションを含みます。掲載内容は編集部が各校の公表資料をもとに独自に作成しています。

「eスポーツの専門学校はやめとけって本当?」「プロになれないなら意味ないの?」。

この分野を調べると、否定的な意見が必ず出てきます。しかも学校側の説明とまったく噛み合いません。

本記事では、指摘されている内容を構造と実額で検証します。

読み終えるころには、自分に学校が必要かどうかを判断できるようになります。

この記事でわかること

  • 「やめとけ」として挙がる3つの指摘
  • プロ選手の枠は増えないという構造
  • プロになる経路が学校の外にあること
  • 選手以外の職種で就職できること
  • 学費309万円に見合う条件

この項目の情報基準日:

この記事の情報源

学費は各校が公式サイトで公開している金額を整理したものです。プロチームや選手枠に関する記述は、公開されている業界の状況をもとにした一般的な傾向です。個別の実績は各校の公式情報でご確認ください。

クリエイター進学ナビ 編集部 各学校が公表する募集要項・学校案内・公式サイトをもとに、クリエイター系専門学校の学費・課程・入試・就職を調査し執筆しています。掲載内容には情報基準日を明記しています。

「やめとけ」と言われる3つの理由

複数の意見を整理すると、指摘は3点に集約されます。

「やめとけ」として挙がる3点

1プロになれる人が少ない

チーム数と選手枠に上限がある

2学校を経由しないプロが多い

個人でランクを上げてスカウトされる

3学費が高い

2年制で309万円、機材費も別途

3つとも事実。ただし前提は「プロ選手になる」ことだけを目的にした場合の話。

図1:否定的に語られる理由

プロになれる人が少ない、プロは学校を経由していない、学費が高い。この3つです。

3つとも事実として認める

否定できる部分はほとんどありません。ただし前提があります。

いずれも「プロ選手になること」だけを目的にした場合の話です。この前提が変わると、評価も変わります。

順に見ていきます。

プロ選手の枠は限られている

最も重い指摘から確認します。これは構造の問題です。

プロ選手の枠は増えない

チームの数

国内の主要チーム

数十チーム規模

▼

簡単には増えない

1チームの枠

1タイトルで数名

入れ替えもある

▼

合計でも限られる

志望者の数

学校の定員だけで

毎年多数が卒業

▼

枠を大きく上回る

学校が何人育てても、プロの枠そのものは増えない。この構造は変わらない。

図2:プロ選手の枠と志望者

国内の主要チームは数十チーム規模で、1タイトルあたりの選手枠は数名です。

学校が育てても枠は増えない

ここが動かせない部分です。学校が何人を輩出しても、プロの席そのものは増えません。

eスポーツ系の学科を持つ学校から毎年多数が卒業しますが、枠はその数を大きく下回ります。

プロは学校を経由していない

2つ目の指摘です。プロになる道筋を確認します。

プロ選手になる経路は学校の外にある

プロを目指す

▼

実際に多い道

  • 個人でランクを上げる
  • 大会で結果を出す
  • チームからスカウトされる

学校を経由する道

  • 学内チームで練習する
  • 大会に出る機会を得る
  • 結果を出せばスカウトの対象

評価されるのは実績。学校に通ったかどうかは選考の基準にならない。

図3:プロになる2つの経路

実際に多いのは、個人でランクを上げ、大会で結果を出してスカウトされる経路です。

評価されるのは実績だけ

チームが見るのは戦績です。学校に通ったかどうかは選考の基準になりません。

高校生のうちに高いランクに到達している人なら、学校を経由する必要は薄くなります。

学校が用意するのは機会

ただし学内チームでの練習や大会への参加機会は、個人では作りにくいものです。

結果を出せばスカウトの対象になる点は、個人と変わりません。

診断:あなたに学校が必要か

いまの状況に、いちばん近いものを1つ選んでください。

学校は必須ではありません

プロになる経路は個人でランクを上げてスカウトされる形が中心です。評価されるのは実績で、学校の有無は選考基準になりません。

個人で続ける選択が合理的です

実績があるなら、学費を機材と大会参加費に回すほうが効率的です。学校に通う時間を練習に使えます。

選手以外の職種を前提に考えてください

大会運営やチームマネジメント、配信のオペレーションなど、企業に就職する形の職種があります。こちらを目標にするなら学校の価値が出ます。

学校に通う意味が明確です

大会運営や施設スタッフは就職という形で業界に入れます。業界のつながりができる点も、個人では得にくい価値です。

設備と時間が手に入ります

専用の機材と回線、チームで練習できる環境が用意されています。ただし309万円に見合うかは、自分の目標次第です。

プロ選手を目標にするだけなら、学費に見合う根拠は薄くなります。

それでも学校に通う意味

学費に対して何が返ってくるのかを整理します。

学費に対して返ってくるもの

環境

専用の機材と回線

チーム練習ができる

▼

個人では用意しにくい

機会

学内大会と対外試合

コーチの指導

▼

実戦の場

保険

選手以外の職種

大会運営・配信・営業

▼

就職という出口

3つ目が実質的な価値になる。選手になれなくても業界で働ける道が用意されている。

図4:学校に通う意味

環境、機会、そして選手以外の進路です。実質的な価値は3つ目にあります。

選手になれなくても業界で働ける

ここが「やめとけ」という意見に抜けている視点です。eスポーツ業界の仕事は選手だけではありません。

大会運営、チームマネジメント、配信のオペレーションといった職種は、企業に就職する形で入れます。

選手以外の進路

具体的な職種を並べます。

業界の仕事は選手だけではない

大会・イベント側

  • 大会の企画と運営
  • 実況・解説
  • 配信のオペレーション
  • 会場の設営と進行

チーム・施設側

  • チームのマネジメント
  • コーチ・アナリスト
  • eスポーツ施設のスタッフ
  • ゲーム会社の販促

いずれも企業に就職する形の職種。選手と違い、採用されれば給与が発生する。

図5:選手以外の職種

大会の企画と運営、実況・解説、配信、会場設営、チームのマネジメント、コーチ、施設スタッフなどです。

採用されれば給与が発生する

選手は結果を出すまで収入が不安定ですが、これらは会社員として働く職種です。

プロを目指しつつ、就職という出口も確保できるのが、学校に通う最大の利点になります。

裏方の職種については、別記事でも整理しています。

学費の実額

金額を確認します。

卒業までの学費(入学金を含む)

代々木アニメーション学院 専科306万円
バンタンゲームアカデミー 2年制309万円
バンタンゲームアカデミー 3年制441万円

教材費は別途。高性能なパソコンと周辺機器が必要になる場合がある。

図6:eスポーツ系の学費

2年制で306万〜309万円、3年制で441万円です。入学金を含みます。

代アニは全校統一

代々木アニメーション学院はeスポーツ科を全国10校舎で開講しており、カリキュラムと学費が統一されています。

地方在住でも上京せずに同じ内容を学べる点は、この分野では利点になります。プロを目指すなら練習時間の確保が重要で、通学時間が短いほど有利です。

機材費も別にかかる

高性能なパソコンと周辺機器が必要になる場合があります。系列校では教材費が別途かかる設計です。

学校 2年制 3年制 特徴
代々木アニメーション学院 306万円 380万円 全国10校舎・学費は全校統一
バンタンゲームアカデミー 309万円 441万円 教材費が別途必要

ゲーム分野全体の学費と職種は、別記事で整理しています。

個人で伸ばす場合との比較

学校に通わない選択肢も並べておきます。

個人で伸ばす場合との比較

個人で続ける

  • 機材費だけで始められる
  • 練習時間は自分で作る
  • ランクが唯一の実績になる
  • 行き詰まっても相談先がない

学校に通う

  • 2年で309万円
  • 練習時間が確保される
  • コーチの指導を受けられる
  • 選手以外の進路もできる

高校生のうちにランクを上げられているなら、学校を経由する必要は薄くなる。

図7:個人と学校の比較

個人なら機材費だけで始められます。練習時間も自分で作れます。

練習時間は確保しやすくなる

個人で高校や仕事と並行する場合、練習に充てられる時間は限られます。

学校なら授業として練習の時間が組まれます。1日に確保できる時間が増える点は、実力の伸びに直結します。

行き詰まったときの差

違いが出るのは、伸び悩んだときです。個人では原因を特定する相手がいません。

コーチやアナリストの指導を受けられる点は、独学では得にくい価値になります。

扱うタイトルが変わるリスク

この分野に固有の注意点があります。あまり指摘されていない論点です。

eスポーツは競技として扱われるタイトルが入れ替わります。公式大会が終了したり、運営がサービスを終える場合もあります。

2年間で状況が変わる

入学時に人気だったタイトルの競技シーンが、卒業時には縮小していることもあり得ます。

アニメやマンガのように分野そのものが安定している領域とは、前提が違います。

確認すべきは対応力

1つのタイトルに特化した指導しか受けられないと、状況の変化に対応できません。

説明会では、扱うタイトルの数と、変更があった場合の対応を聞いてください。競技シーンが続いているタイトルかどうかも判断材料になります。

選手以外の進路も含めて資料で確認する

選手一本でないなら、運営や制作の進路も見ておく価値があります。専攻の構成は資料で確認できます。

  • 専攻別のカリキュラムがわかる
  • 学費と教材費の実額も届く
  • 説明会と体験授業の日程も確認できる
  • 請求だけの利用も可

資料を取り寄せる(無料)

資料請求のみ・比較検討中の利用も可能です。

判断の基準

ここまでを踏まえて、判断の手順を整理します。

判断するための5つの手順

プロ選手だけを目標にしていないか確認する

▼

現在の自分のランクや大会実績を確かめる

▼

選手以外の職種に興味があるか考える

▼

学費309万円と機材費を試算する

▼

在校生の就職先を職種と人数で聞く

3番目が分かれ目。選手一本なら学校は必須ではない。業界で働きたいなら価値が出る。

図8:確認の手順

目標を確認し、現在の実績を確かめ、選手以外の職種に興味があるかを考える。そのうえで費用を試算し、就職先を聞く流れです。

3番目で答えが決まる

選手一本と決めているなら、学費309万円に見合う根拠は薄くなります。個人で実績を積むほうが合理的です。

業界で働きたいと考えているなら、学校の価値が明確になります。就職という出口が確保できます。

確認すべき項目は別記事にまとめています。

診断:説明会で何を聞くべきか

いちばん知りたいことに近いものを1つ選んでください。

人数とチーム名で聞く

「プロ輩出」だけでは判断できません。直近の年度で何人が、どのチームに所属したのかを確認してください。

職種と社名と人数で聞く

大会運営会社、eスポーツ施設、ゲーム会社など、実際にどの職種へ何人進んだのかを確認してください。

機材の台数と使える時間を聞く

授業時間外に使えるかどうかで練習量が変わります。台数と予約のルールまで確認してください。

自分がやりたいタイトルがあるか聞く

学校によって力を入れるタイトルが違います。競技シーンが続いているタイトルかどうかも確認する価値があります。

指導者の実績を聞く

元プロ選手やコーチ経験者が指導する学校があります。誰がどのタイトルで指導するのかを確認してください。

よくある質問

eスポーツの専門学校について、多い5つの疑問に答えます。

なぜ「やめとけ」と言われるのですか?

プロになれる人が少ないこと、プロは学校を経由していないこと、学費が高いことの3点です。いずれもプロ選手だけを目的にした場合の指摘になります。

学費はいくらかかりますか?

2年制で306万〜309万円、3年制で441万円です。別に高性能なパソコンや周辺機器が必要になる場合があります。

学校に行かないとプロになれませんか?

そんなことはありません。個人でランクを上げ、大会で結果を出してスカウトされる経路が中心です。

評価されるのは実績であって、学歴ではありません。

選手以外にどんな仕事がありますか?

大会の企画と運営、実況・解説、配信のオペレーション、チームマネジメント、コーチ、施設スタッフなどです。企業に就職する形の職種になります。

どんな人に向いていますか?

業界で働きたいと考えている人です。選手一本を目指す場合は、個人で実績を積むほうが効率的になります。

まとめ:目標が選手一本かどうか

本記事では、eスポーツの専門学校への指摘を構造と実額で検証しました。

プロの枠は増えず、経路も学校の外にあります。選手一本を目標にするなら、学費309万円に見合う根拠は薄いのが事実です。

判断が変わるのは、業界で働くことも視野に入れる場合です。

大会運営や施設スタッフなら、就職という形で業界に入れます。選手以外の職種に興味があるかどうかで、答えが決まります。

目標が決まったら金額を確かめる

選手を目指すかどうかで、通う意味も必要な年数も変わります。決めてから総額を見てください。

  • 専攻別の学費と教材費がわかる
  • 進路実績の詳細も届く
  • 説明会の日程も確認できる
  • 請求だけの利用も可

資料を取り寄せる(無料)

資料請求のみ・比較検討中の利用も可能です。