本ページはプロモーションを含みます。掲載内容は編集部が各校の公表資料をもとに独自に作成しています。
「イラストの専門学校って、いくらかかるの?」「イラスト教室や独学とどう違うの?」。
調べ始めた人が最初に迷うのがここです。学校の一覧記事とイラスト教室の広告が同時に出てきて、比べる軸が見つからないからです。
本記事では、専門学校の学費と3つのルートの違いについて、公式サイトで確認した実額をもとに解説します。
読み終えるころには、自分が選ぶべき場所と、必要な金額が具体的な数字で見えるようになります。
この記事でわかること
- イラストの専門学校で実際に学ぶ内容
- 就職とフリーランスで、進路がどう分かれるか
- 年間学費の内訳と、卒業までの総額
- イラスト教室・独学と何が違うのか
- 学校を比べるときに見るべき5つの基準
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学費は各校が公式サイトで公開している入学金・学費一覧にもとづく実額です。学校や年度によって金額は変わるため、志望校の公式サイトで最新の金額を必ずご確認ください。
イラストの専門学校では何を学ぶのか
絵の練習だけをする場所ではありません。仕事として成立させるところまでを扱います。
授業で扱う3つの領域
趣味との違いは3つ目。誰かの依頼に応えて期日までに仕上げる訓練が中心になる。
図1:イラストの専門学校で学ぶ内容
描く力、道具の力、仕事の力の3つが柱です。趣味との違いは3つ目にあります。
締切と要望に応える訓練
商業イラストは、自分の描きたいものを描く仕事ではありません。依頼者の要望を読み取り、期日までに仕上げる必要があります。
修正指示に対応する経験も授業に組み込まれます。独学でいちばん抜けやすいのが、この部分です。
デジタルが前提になっている
現在の制作現場はほぼデジタルです。液晶タブレットとソフトの操作は、入学後すぐに扱うことになります。
機材は学校が貸し出す場合と、自分で用意する場合があります。後者なら費用も総額に加える必要があります。
ソフトも同様です。Adobe製品なら年額のライセンス契約が一般的で、在学中は毎年かかります。
進路は就職とフリーランスに分かれる
絵の仕事は1つではありません。働き方によって、在学中にやるべきことが変わります。
同じ絵の仕事でも、働き方で必要なものが変わる
就職する
- ゲーム会社・制作会社・広告
- 選考はポートフォリオ中心
- 収入は安定しやすい
フリーランスになる
- SNSや投稿サイト経由の依頼
- 営業と単価交渉も自分でやる
- 収入は案件次第で変動する
就職してから独立する人も多い。まず就職を選んでも、道が閉じるわけではない。
図2:イラストの仕事で分かれる2つの働き方
就職なら選考はポートフォリオ中心です。フリーランスなら営業と単価交渉も自分で行うことになります。
就職してから独立する道もある
まず会社で経験を積み、人脈と実績ができてから独立する人は多くいます。最初の選択が最後まで固定されるわけではありません。
就職の選択肢を残しておきたいなら、在学中はポートフォリオの完成度を優先してください。
逆にフリーランス一本で考えている場合も、就職活動をしておく価値はあります。選考でもらう評価が、そのまま実力の物差しになります。
学費はいくらかかるのか
まず年間の学費を見ます。2年制の実例では年間142万円です。
年間学費142万円の内訳(2年制の実例)
- 設備充当費36万円
- 授業料76万円
- 実習費30万円
液晶タブレットなど機材の維持費が設備充当費にあたる。名称は学校で異なる。
図3:年間学費の内訳
内訳は設備充当費36万円、授業料76万円、実習費30万円です。液晶タブレットなど機材の維持費が設備充当費にあたります。
教材費とパソコンが別途かかる
学費の表に載らない費用があります。デザイン系の実例では、教材費が8万円、パソコンが約30万円です。
入学金15万円と年間学費142万円を足すと、初年度に実際に必要なのは約195万円になります。学費表の金額だけで予算を組むと足りません。
卒業までの総額
年間学費だけでは判断できません。入学金を足して、卒業までの合計を出します。
入学金を含めた、卒業までの総額の実例
教材費は含まない。デザイン系では教材費8万円とパソコン約30万円が別途かかる例がある。
図4:通い方別に見た卒業までの総額
オンラインの2年制で233万円、全日の2年制で299万円、3年制で441万円です。通い方によって208万円の幅があります。
相場として「2年制で250万円前後」と書かれることが多い分野です。実額で見ると、通い方によって相場から大きく外れます。
他校と比べるときも、必ず入学金を含めた総額に直してください。初年度だけの金額を並べても比較にはなりません。
専門学校・イラスト教室・独学の違い
絵を学ぶ場所は3つあります。費用も設計もまったく違います。
絵を学ぶ場所は3つある
教室は続けやすさ、専門学校は強制力と就職支援、独学は費用の安さが強み。
図5:専門学校・イラスト教室・独学の違い
教室は生活を変えずに続けられる一方、就職支援はありません。独学は費用が最小ですが、締切も講評もない環境で続ける必要があります。
専門学校の価値は強制的に描く量が確保されることと、就職支援にあります。この2つが要るかどうかで判断してください。
社会人からの学び直しなら、教室や短期スクールのほうが現実的な場合もあります。仕事を続けながら通えるかで選択肢が変わります。
「課題についていけない」という現実
専門学校を途中でやめる人がいます。理由はほぼ共通しています。
辞めてしまう人には共通した理由がある
入学後、毎週の課題が出る
▼
課題に使える時間を先に確保できているか
▼
確保できた場合
- 作品が溜まり就職活動に使える
- 講評を受けて上達が早まる
生活費の計画まで含めて進学を決める必要がある。
図6:課題と生活の両立が分かれ目になる
毎週の課題に対して、使える時間を確保できるかどうかです。アルバイトと両立できずに辞めてしまう例は珍しくありません。
生活費まで含めて計画する
学費だけでなく、在学中の生活費をどう賄うかを先に決めてください。課題の時間を削ってアルバイトを増やすと、通う意味がなくなります。
週3日通学やオンラインのコースは、この点で選択肢になります。通学日数が減る分、時間の自由度が上がります。
認可校と無認可のスクールがある
見落とされやすい区別です。同じように見えても、制度上の扱いが違います。
同じ「専門学校」でも制度上の扱いが違う
認可校(専修学校)
- 専門士の称号が付く
- 大学への編入学資格が得られる
- 通学定期の学割が使える
無認可のスクール
- 称号は付かない
- 編入学資格は得られない
- JASSOの奨学金が使えない場合がある
校名に「専門学校」と付かず「研究所」「アカデミー」と名乗る場合は要確認。
図7:認可の有無で変わること
認可された専修学校なら専門士の称号が付き、大学への編入学資格も得られます。無認可のスクールは対象外です。
資金面にも影響します。日本学生支援機構の奨学金が使えない学校もあるため、奨学金を前提にしているなら最初に確認してください。
イラスト分野の学費を実額で確認する
基準で比べる前に、候補校の総額を出してください。教材費まで含めた金額は資料で確認できます。
- 専攻別の学費と教材費がわかる
- 必要な機材の目安も確認できる
- 説明会と体験授業の日程も届く
- 請求だけの利用も可
資料を取り寄せる(無料)
資料請求のみ・比較検討中の利用も可能です。
学校選びで見るべき5つの基準
校名を並べても比較にはなりません。同じ項目でそろえて初めて比べられます。
資料請求のあとに踏む5つの手順
公式サイトで年間学費と入学金を確認する
▼
教材費とパソコン代を足して、総額を出す
▼
就職先を社名と職種まで確認する
▼
講評の頻度と、機材を使える時間を聞く
▼
免除の締切と、返金されない日付を確認する
図8:後悔しないための確認手順
就職先は社名と職種まで見る
「エンタメ業界へ就職多数」という表記だけでは判断できません。確認したいのは次の3点です。
- いつの卒業生の実績か
- 会社名と職種が公表されているか
- イラスト職なのか、別職種なのか
年度も職種も書かれていない実績は、比較材料になりません。説明会で聞けば具体的に答えてもらえます。
講評の頻度を確認する
上達に効くのは、描いた絵に対して具体的な指摘をもらう回数です。1人あたり年に何回の講評があるかを聞いてください。
在校生の作品レベルも判断材料になります。卒業制作展や公式SNSで、実際の水準を確かめてください。
そこに並ぶ絵が、2年後の自分の周辺環境になります。目標にしたいと思える水準かどうかで判断してください。
よくある質問
イラストの専門学校について、進路相談で多い5つの疑問に答えます。
イラストの専門学校の学費はいくらですか?
入学金を含めた実例では、オンラインの2年制で233万円、全日の2年制で299万円、3年制で441万円です。教材費とパソコン代が別途かかります。
絵が上手くなくても入れますか?
入れます。入学時に画力を問わない学校が多く、デッサンの基礎から学べます。
イラスト教室とどちらがよいですか?
就職支援と締切のある環境が要るなら専門学校、生活を変えずに続けたいなら教室が合います。目的で選んでください。
専門学校に行けばイラストレーターになれますか?
なれるとは限りません。採用も依頼もポートフォリオで判断されるため、在学中に何を仕上げたかが結果を決めます。
アルバイトと両立できますか?
できますが、課題の時間を削らない範囲に限られます。両立に不安があるなら、週3日通学やオンラインのコースを検討してください。
まとめ:働き方と総額を決めてから学校を選ぶ
本記事では、イラストの専門学校で学ぶ内容、就職とフリーランスの違い、学費の総額、教室や独学との違いについて解説しました。
校名を並べて悩む前に、比べる軸を決めるほうが早く進みます。軸は目指す働き方、就職先の中身、そして総額の3つです。
用意すべき金額は、通い方によって233万円から441万円まで変わります。
学校のコラムではなく、公式の学費一覧と就職実績で判断してください。そこまで確認できれば、あとは描く量の問題になります。
働き方を決めてから学校の資料を見る
就職とフリーランスでは必要な準備が変わります。どちらに寄せるか決めてから比べてください。
- 進路別のカリキュラムがわかる
- 学費と教材費の実額も届く
- 説明会の日程も確認できる
- 請求だけの利用も可
資料を取り寄せる(無料)
資料請求のみ・比較検討中の利用も可能です。