バンタンミュージックアカデミー

バンタンミュージックアカデミーの学費|総額と教材費まで公式データで整理

バンタンミュージックアカデミーの学費を公式データで整理。入学金15万円と年間149万円で2年制の総額は313万円、3年制は462万円

「バンタンミュージックアカデミーの学費っていくら?」「サイトによって入学金の額が違う」。

調べ始めた人が最初に戸惑うのがここです。進学情報サイトには古い金額が残っていたり、入学金が年間学費に含まれるかどうかの書き方がばらばらだったりするからです。

本記事では、年間学費の内訳と卒業までの総額について、公式サイトの入学金・学費一覧をもとに整理します。

読み終えるころには、自分が選ぶコースでいくら必要になるのか、教材費まで含めた金額が具体的に分かります。

この記事でわかること

  • 入学金と年間学費が、それぞれいくらなのか
  • コース別の年間学費と、卒業までの総額
  • 校舎によって選べるコースがどう違うのか
  • 教材費と学友会費という、見落としやすい費用
  • いつ払い、いつから返金されなくなるのか

この項目の情報基準日:

この記事の情報源

学費はバンタンミュージックアカデミー専門部の公式サイトに掲載された入学金・学費一覧にもとづく実額です。学費は改定される場合があるため、出願前に必ず公式サイトで最新の金額をご確認ください。

クリエイター進学ナビ 編集部 各学校が公表する募集要項・学校案内・公式サイトをもとに、クリエイター系専門学校の学費・課程・入試・就職を調査し執筆しています。掲載内容には情報基準日を明記しています。

学費の全体像

学費は入学金と年間学費に分かれます。まずこの2つを別々に把握してください。

入学金は全学部共通で15万円

コースや校舎にかかわらず、入学金は15万円です。初年度にだけ必要で、2年次以降はかかりません。

納入は入学許可証を受け取ったあと、指定期日までに振込で行います。一度納めた入学金は、理由を問わず返金されません

なお進学情報サイトには「入学金10万円」と記載しているものがあります。公式の現行値は15万円です。

年間学費の内訳

2年制と3年制の年間学費は149万円です。中身は3つに分かれています。

年間学費149万円の中身(2年制・3年制共通)

  • 設備充当費35万円
  • 授業料94万円
  • 実習費20万円

授業料が約63%。設備充当費と実習費が別建てになっている。

図1:年間学費の内訳

授業料が94万円、設備充当費が35万円、実習費が20万円です。設備充当費と実習費が別建てになっているのが、この学校の学費の特徴になります。

2年次以降も同額を納める

2年次は入学金がかからず、年間学費だけを納めます。金額は1年次と同じです。

学年が上がって安くなることはありません。総額の計算は「入学金+年間学費×年数」で足ります。

学年ごとに金額が変わる学校もあるため、他校と比べるときは相手校の学年別の金額まで確認してください。

コース別の年間学費

専門部には3年制、2年制、1年制のコースがあります。年間学費は次のとおりです。

コースによって年間学費が変わる

3年制 音楽総合コース149万円
2年制 音楽ビジネス/トラックメイク/パフォーマンス149万円
1年制 DTMコース154万円

差が出るのは実習費のみ。DTMコースだけ20万円ではなく25万円になっている。

図2:コース別の年間学費

コース 年間学費 実習費
3年制 音楽総合コース 149万円 20万円
2年制 音楽ビジネス専攻 149万円 20万円
2年制 トラックメイク&プロデュース専攻 149万円 20万円
2年制 パフォーマンス専攻 149万円 20万円
1年制 DTMコース 154万円 25万円

設備充当費35万円と授業料94万円は全コース共通です。差が出るのは実習費だけで、DTMコースのみ25万円になっています。

つまり1年制のDTMコースは、年額では最も高く設定されています。1年で完結するぶん、実習が凝縮されている形です。

年額だけを見て「DTMは高い」と判断しないでください。通う年数が1年なので、総額では最も安くなります。

卒業までの総額はいくらか

年間学費だけでは判断できません。入学金15万円を足して、卒業までの合計を出します。

入学金15万円を含めた、卒業までの総額

1年制 DTMコース169万円
2年制 各専攻313万円
3年制 音楽総合コース462万円

学友会費(年1万円)と教材費は含まない。修業年数の差が総額に直結する。

図3:卒業までの総額

1年制で169万円、2年制で313万円、3年制で462万円です。修業年数がそのまま総額に効いてきます。

2年制と3年制の差は149万円です。1年多く通うだけで、150万円近く総額が上がります

診断:あなたの場合、総額はいくらになるか

希望する学び方に、いちばん近いものを1つ選んでください。

総額462万円(3年制 音楽総合コース)

入学金15万円と年間149万円の3年分です。全4校舎で開講しており、選べる校舎が最も多いコースになります。

総額313万円(2年制 パフォーマンス専攻)

入学金15万円と年間149万円の2年分です。東京・大阪・名古屋で開講しています。

総額313万円(2年制 トラックメイク&プロデュース専攻)

2年制の総額は313万円です。開講は東京校と大阪校のみのため、通える範囲かを先に確認してください。

総額313万円(2年制 音楽ビジネス専攻)

2年制の総額は313万円で、開講は東京校と大阪校です。制作とは別のスキルが必要になるため、志望職種を早めに絞ってください。

総額169万円(1年制 DTMコース)

最も安く済みますが、実習費が25万円と高いため年間学費は154万円です。1年で成果を出す前提の設計になります。

系列校と比べるとどの水準か

同じバンタングループのゲーム分野と並べてみます。

同じバンタン系列で、2年制の総額を並べる

バンタンゲームアカデミー 2年制309万円
バンタンミュージックアカデミー 2年制313万円

入学金15万円は共通。年間学費がゲーム147万円、音楽149万円と2万円違う。

図7:系列校との総額比較

入学金15万円は共通で、年間学費がゲーム147万円に対し音楽149万円と2万円の差です。2年制の総額では4万円しか変わりません。

系列内で学費体系がほぼ統一されていることが分かります。分野が違っても、通い方と年数で総額が決まる構造は同じです。

ゲーム分野の学費の詳細は別記事で解説しています。

校舎によって選べるコースが違う

年間学費は全校舎で共通です。変わるのは開講しているコースのほうになります。

校舎 開講しているコース
東京校 音楽総合/音楽ビジネス/トラックメイク&プロデュース/パフォーマンス/DTM
大阪校 音楽総合/音楽ビジネス/トラックメイク&プロデュース/パフォーマンス/DTM
名古屋校 音楽総合/パフォーマンス
仙台校 音楽総合

東京校と大阪校は全コースがそろっています。名古屋校は2コース、仙台校は音楽総合コースのみです。

ここが総額に直結します。仙台校を選ぶと、自動的に3年制の総額462万円になります

2年制で費用を抑えたいなら、東京校か大阪校が候補です。地方から通う場合は住居費も加わるため、合計で比べてください。

仙台校は入学先が異なる

見落とされやすい注意点があります。仙台校は菅原学園 専門学校デジタルアーツ仙台との提携コースです。

入学先は専門学校デジタルアーツ仙台になります。コース名が一部異なる場合もあるため、出願前に確認してください。

学費以外にかかるお金

学費の表に載らない費用があります。予算を組むときは、こちらも足しておく必要があります。

学費に入っているものと、別に用意するもの

学費に含まれる

  • 授業料
  • 設備充当費
  • 実習費

別途かかる

  • 教材費 7万〜8万円
  • 学友会費 毎年1万円
  • ノートパソコン(MacBook Pro推奨)
  • 作品制作の材料費

教材費はコースごとに異なり、進級時は新たな教材が必要な学科のみ納入する。

図4:学費に含まれる費用と別途かかる費用

教材費はコースによって異なり、音楽ビジネス専攻が7万円から、それ以外は8万円からとされています。

学友会費が毎年かかる

見落としやすいのが学友会費です。学費と教材費とは別に、毎年1万円が必要になります。

3年制なら3万円、2年制なら2万円の上乗せです。金額としては小さいものの、総額の計算からは漏れやすい項目になります。

MacBook Proが別途必要

ノートパソコンは自分で用意します。公式にはMacBook Proが推奨とされており、推奨スペックは教材購入時に案内されます。

作品制作の材料費も教材費には含まれません。入学後に任意購入という形で案内されます。

3年制で総額を試算すると、学費462万円に教材費8万円と学友会費3万円が加わります。実際に用意するのは473万円前後という計算です。

いつ、いくら払うのか

金額と同じくらい重要なのが支払いの時期です。

いつ、いくら納めることになるのか

  • 合格・入学許可証の受理後入学金150,000円
  • 12月頃教材費の案内70,000〜80,000円
  • 指定期日まで1年次の年間学費1,490,000円
  • 4月1日入学日。以降は返金されない返金不可
  • 毎年学友会費10,000円

入学金は一度納めると理由を問わず返金されない。2年次以降は入学金なしで同額を納入する。

図5:学費の納入スケジュール

入学金は入学許可証を受け取ったあと、指定期日までに納めます。年間学費もそれに続きます。

教材費の案内は12月頃

教材費の正確な金額が案内されるのは12月頃です。最良の教材を選ぶために直前まで検討するため、と公式に説明されています。

選定教材や単価の変動で増減する可能性もあります。7万〜8万円は目安として、余裕を見ておいてください

4月1日を過ぎると返金されない

公式には、入学日である4月1日以降は理由を問わず学費を返金しないと明記されています。入学金についても同様です。

一方で、入学者が規定人数に満たず開講できない場合は、12月末日までに告知され、出願料を含めて返金されます。

希望のコースが必ず開講されるとは限らない点は、把握しておいてください。とくに開講コースが少ない校舎では確認が必要です。

学費が払えないときの選択肢

300万円前後を自己資金だけで用意するのは簡単ではありません。手段は複数あります。

足りない金額をどう埋めるかで進む道が変わる

自己資金では足りない

まず入学相談窓口に相談する

借りる(返済が必要)

  • 学校提携の教育ローン・学費クレジット
  • 国の教育ローン(日本政策金融公庫)
  • 民間の教育ローン

総額そのものを下げる

  • 週3日・週4日のコースを選ぶ
  • 1年制のDTMコースを選ぶ
  • 通える校舎に変えて住居費を抑える

認可された専修学校ではないため、日本学生支援機構の奨学金は前提にできない。

図6:学費が足りないときの選択肢

公式には教育ローンと学費クレジットの案内があり、分割での支払いに対応しています。国の教育ローンも併用の候補になります。

据置型なら在学中は利息のみで済みますが、卒業後の返済総額は増えます。どちらを取るかは、卒業後の収入見込みと合わせて考えてください。

JASSOの奨学金は前提にできない

バンタンは認可された専修学校ではありません。そのため日本学生支援機構の奨学金は使えないものとして資金計画を立ててください。

制度上の違いについては、系列校を例に別記事で詳しく解説しています。

通い方を変えて総額を下げる

借りる前に検討したいのが、コースと通い方の見直しです。専門部には週3日、週4日といった通い方が用意されています。

1年制のDTMコースなら総額169万円で、3年制との差は293万円です。借入で埋める前に、総額そのものを下げられないかを考えてください

診断:あなたに合う資金の集め方

重視することに、いちばん近いものを1つ選んでください。

据置型の教育ローン

在学中は利息のみを払い、元本は卒業後から返します。月々の負担は最小になりますが、返済総額は増えます。

国の教育ローン(日本政策金融公庫)

金利を比べたうえで、申込翌月から元本と利息を返す形にすると総額を抑えられます。住居費や通学費もまとめて借りられます。

コースや通い方の見直し

1年制のDTMコースなら総額169万円です。週3日や週4日の通い方を選べば、通学の負担も抑えられます。

まず入学相談窓口へ相談する

学費クレジットによる分割払いが用意されています。期限が来てから動くと選べる手段が減るため、出願前に相談してください。

前提を組み直す必要があります

認可された専修学校ではないため、JASSOの奨学金は前提にできません。教育ローンか学費クレジットで組み立ててください。

よくある質問

バンタンミュージックアカデミーの学費について、多い5つの疑問に答えます。

入学金はいくらですか?

全学部共通で15万円です。初年度のみ必要で、2年次以降はかかりません。

一度納めると理由を問わず返金されないため、納入の時期は慎重に決めてください。

卒業までの総額はいくらですか?

入学金を含めて、1年制のDTMコースで169万円、2年制で313万円、3年制で462万円です。教材費と学友会費は別途かかります。

教材費はいくらかかりますか?

コースにより7万〜8万円が目安です。正確な金額の案内は12月頃で、別途MacBook Proなどのノートパソコンも自分で用意します。

校舎によって学費は違いますか?

年間学費は全校舎で共通です。ただし開講コースが違い、名古屋校は2コース、仙台校は音楽総合コースのみとなっています。

途中でやめたら学費は戻りますか?

入学日である4月1日以降は、理由を問わず返金されないと公式に明記されています。入学金も返金されません。

まとめ:総額を出してから、コースを決める

本記事では、バンタンミュージックアカデミーの入学金と年間学費、コース別の総額、教材費や学友会費、返金条件について解説しました。

年間学費だけを見ると判断を誤ります。入学金15万円を足した総額は、169万円から462万円まで幅があるためです。

ここに教材費7万〜8万円と、毎年1万円の学友会費が上乗せされます。

4月1日を過ぎると学費は戻りません。総額と返金条件の両方を確認してから、納入の時期を決めてください。