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クリエイター系高等部の学費を比較|2校分の総額を実額で整理

クリエイター系高等部の学費を実額で比較。学費は2校分かかり3年の総額は約396万円から

本ページはプロモーションを含みます。掲載内容は編集部が各校の公表資料をもとに独自に作成しています。

「高等部の学費はいくら?」「高校の学費も別にかかるの?」。

中学卒業後にクリエイターを目指す場合、高等部という選択肢があります。ただし学費の仕組みが分かりにくく、比較した情報も見つかりません。

本記事では、3校の総額を2校分の実額で整理します。

読み終えるころには、実際に必要な金額と、高校から進む場合との差が分かります。

この記事でわかること

  • 高等部は2つの学校に在籍する仕組みであること
  • 3年間の総額が約396万円からであること
  • 通信制高校の費用が約20.6万円であること
  • 高校3年+専門部2年より総額が低いこと
  • 週3日と週4日で15万円の差があること

この項目の情報基準日:

この記事の情報源

学費は各校が公式サイトで公開している学費一覧にもとづく実額です。通信制高校の費用は就学支援金の適用後の金額で、世帯年収によって変わります。学費は改定される場合があるため、出願前に必ず各校の公式サイトでご確認ください。

クリエイター進学ナビ 編集部 各学校が公表する募集要項・学校案内・公式サイトをもとに、クリエイター系専門学校の学費・課程・入試・就職を調査し執筆しています。掲載内容には情報基準日を明記しています。

高等部は学費が2校分かかる

最初に仕組みを押さえます。ここを理解しないと予算を誤ります。

高等部は2つの学校に在籍する

専門分野を学ぶ

高等部(本校)

週3〜4日通学

▼

3年で375万〜387万円

高卒資格を取る

提携する通信制高校

レポートとスクーリング

▼

3年で約20.6万円

結果

2校分の学費

合わせて納める

▼

約396万円から

高等部は高校ではない。高卒資格は提携先の通信制高校で取得する仕組みになっている。

図1:高等部の在籍構造

高等部は高校ではありません。専門分野を学ぶ本校と、高卒資格を取る通信制高校の2つに同時に在籍します。

学費表には本校分しか載らない

各校の学費一覧に書かれているのは本校の金額です。通信制高校の費用は含まれていません。

本校分だけで予算を組むと、約20万円が不足します。まず2校分であることを前提にしてください。

提携先はS高等学校

3校とも角川ドワンゴ学園S高等学校と提携しています。本校で専門分野を学びながら、S高でレポートとスクーリングをこなす形です。

3校の総額を比べる

2校分を合計した金額を並べます。

3年間の総額(2校分・就学支援金の適用後)

バンタンクリエイターアカデミー高等部395.6万円
バンタンミュージックアカデミー高等部(週3日)383.6万円
バンタンミュージックアカデミー高等部(週4日)398.6万円
KADOKAWAマンガアカデミー高等部407.6万円

差は24万円。3年間の金額としては、選択を左右する規模ではない。

図2:高等部3校の総額比較

約383.6万円から407.6万円です。差は24万円にとどまります。

学校 本校分(3年) S高等学校 2校分の合計
KADOKAWAマンガアカデミー高等部 387万円 約20.6万円 約407.6万円
バンタンミュージック高等部(週4日) 375万円+学友会費3万円 約20.6万円 約398.6万円
バンタンクリエイター高等部 375万円 約20.6万円 約395.6万円
バンタンミュージック高等部(週3日) 360万円+学友会費3万円 約20.6万円 約383.6万円

学費で選ぶ場面はほとんどない

3年間で24万円の差は、年あたり8万円です。学ぶ分野が違うため、そもそも比較の対象になりません。

マンガならKADOKAWA、動画ならクリエイター、音楽ならミュージックと、分野で選ぶ構造になっています。

本校の年間学費の内訳(3年制の例)

  • 設備充当費24万円
  • 授業料76万円
  • 実習費20万円

年間の合計 120万円

入学金15万円は初年度のみ。学友会費が年1万円かかる学校もある。

図3:本校の年間学費

本校の年間学費は、設備充当費、授業料、実習費で構成されます。入学金15万円は初年度のみです。

診断:あなたの場合、いくら必要になるか

志望する分野に、いちばん近いものを1つ選んでください。

3年で約407.6万円が目安です

KADOKAWAマンガアカデミー高等部の場合です。本校分387万円に、S高等学校の約20.6万円が加わります。

3年で約395.6万円が目安です

バンタンクリエイターアカデミー高等部の場合です。本校分375万円に、S高等学校の約20.6万円が加わります。

3年で約398.6万円が目安です

バンタンミュージックアカデミー高等部の週4日コースです。学友会費が年1万円かかる点も見込んでください。

3年で約383.6万円が目安です

週4日より年5万円、3年で15万円下がります。ただし東京校と大阪校のみの開講です。

就学支援金の対象かを先に確認してください

通信制高校の費用は世帯年収で変わります。適用の有無で数万円から十数万円の差が出ます。

金額は年度によって変わります。必ず公式サイトと募集要項で確認してください。

S高等学校の費用

2校分のうち、通信制高校の側を確認します。

S高等学校の3年間(普通科ベーシック・就学支援金の適用後)

  • 入学金7.3万円
  • 授業料6.3万円
  • 施設設備費ほか7.02万円

3年間の合計 約20.6万円

世帯年収によって就学支援金の額が変わる。適用前はこれより高くなる。

図4:通信制高校の費用

普通科ベーシックの場合、就学支援金の適用後で3年間に約20.6万円です。

就学支援金で金額が変わる

この金額は支援金が適用された場合です。世帯年収によっては適用外になり、負担が増えます。

自分の家庭が対象になるかを、出願前に確認してください。数万円から十数万円の差が出ます。

スクーリングの日数も確認する

通信制高校の卒業には、面接指導への出席が必要です。年に何日、どこで実施されるのかを聞いておいてください。

通信制高校の仕組みは、別記事でも整理しています。

マンガ・イラスト分野の高等部の資料を取り寄せる

提携する通信制高校の費用を含めた総額は、資料で確認するのが確実です。週何日通うのか、スクーリングの日数もあわせて分かります。

  • 高等部の資料をWEBから請求できる
  • 高卒資格の取り方と学費がわかる
  • 説明会の日程も届く
  • 請求だけの利用も可

資料を取り寄せる(無料)

資料請求のみ・比較検討中の利用も可能です。

高校3年+専門部2年との比較

もう1つの進路と並べます。高校を出てから専門部に進む道です。

高校3年+専門部2年と比べる

高等部3年(2校分)396万円
公立高校3年+専門部2年445万円
私立高校3年+専門部2年640万円

高等部のほうが総額は低い。5年かけるか3年で済ませるかという違いも出る。

図5:進路別の総額比較

高等部3年が約396万円、公立高校3年+専門部2年が約445万円、私立高校なら約640万円です。

高等部のほうが総額は低い

意外に思われますが、高等部のほうが安く収まります。専門部の学費が3年分ではなく、高等部の3年で完結するためです。

かかる年数も5年と3年で違います。早く社会に出たい場合、この差は大きくなります。

ただし進路の幅は狭まる

高等部は15歳で分野を決めることになります。大学進学の選択肢も、普通科より限られます。

金額だけで判断せず、この点も含めて考えてください。

週3日と週4日の差

バンタンミュージックアカデミー高等部には、通い方の選択肢があります。

通い方で年間学費が変わる

週3日

  • 年間115万円
  • 3年で345万円
  • 東京校と大阪校のみ
  • 自主練習の時間を確保できる

週4日

  • 年間120万円
  • 3年で360万円
  • 全校舎で開講
  • 授業の時間が多い

差は3年で15万円。金額より、通える校舎と学習スタイルで選ぶ場面になる。

図6:週3日と週4日の違い

週3日なら年間115万円、週4日なら120万円です。3年間で15万円の差になります。

開講している校舎が違う

週3日は東京校と大阪校のみです。名古屋校では週4日だけになります。

金額より、通える校舎でどちらが選べるかが先の確認事項です。

音楽分野の高等部の資料を取り寄せる

週3日と週4日で年間5万円の差があります。通える校舎でどちらが選べるかを資料で確認してください。

  • 高等部の資料をWEBから請求できる
  • 高卒資格の取り方と学費がわかる
  • 説明会の日程も届く
  • 請求だけの利用も可

資料を取り寄せる(無料)

資料請求のみ・比較検討中の利用も可能です。

高等部を選ぶ判断

向いているかどうかを整理します。

高等部が向いているかどうか

中学卒業後の進路を考える

▼

高等部が向く

  • 分野がすでに決まっている
  • 早く専門を始めたい
  • 3年で進路を固められる

高校からが向く

  • 分野をまだ決めていない
  • 大学進学の可能性を残したい
  • 普通科の友人関係も大切

15歳で分野を決めることになる。迷いがあるなら高校からでも遅くない。

図7:高等部が向いている条件

分野が決まっていて早く始めたいなら高等部、まだ迷っているなら高校からという分かれ方です。

15歳で決めることになる

ここが最大の論点です。高等部に入ると、専門分野の学習が中学卒業直後から始まります。

合わなかった場合の選択肢は、普通科より限られます。転科の可否と大学進学の実績を、事前に確認してください。

すでに作品を作っているか

判断の目安になるのが、いま実際に手を動かしているかどうかです。

描いたり作ったりを続けているなら、早く始める意味があります。憧れの段階なら、高校に通いながら試してみる期間を取ることもできます。

動画・ネット分野の高等部の資料を取り寄せる

3年間の学費と、高卒資格を取る仕組みを資料で確かめてください。開講している校舎と専攻も確認できます。

  • 高等部の資料をWEBから請求できる
  • 高卒資格の取り方と学費がわかる
  • 説明会の日程も届く
  • 請求だけの利用も可

資料を取り寄せる(無料)

資料請求のみ・比較検討中の利用も可能です。

確認する5点

ここまでの内容を、確認の順番に落とします。

出願前に踏む5つの手順

提携する通信制高校がどこかを確認する

▼

本校と高校の2校分の金額を足す

▼

就学支援金の対象になるか世帯収入を確認する

▼

通える校舎で志望分野が開講しているか調べる

▼

卒業後に専門部へ進むかどうかを考える

2番目を飛ばさない。本校の学費表だけでは、実際に必要な金額が分からない。

図8:確認の手順

提携先を確認し、2校分を足し、支援金の対象か調べる。そのうえで校舎と開講分野を確かめ、卒業後の進路を考える流れです。

2校分を足すことを忘れない

最も起きやすい誤りがここです。本校の学費表だけを見ると、実際の金額より約20万円少なく見積もることになります。

オープンキャンパスで確認すべき項目は、別記事にまとめています。

診断:説明会で何を聞くべきか

いちばん知りたいことに近いものを1つ選んでください。

提携先の学校名と卒業要件を聞く

高等部は高校ではなく、提携する通信制高校に同時に在籍して単位を取ります。学校名と必要な単位数を確認してください。

本校と高校それぞれの金額を聞く

本校の学費表には通信制高校の費用が含まれません。合計でいくらになるのかを、数字で出してもらってください。

年間の日数と場所を聞く

通信制高校の卒業には面接指導への出席が必要です。年に何日、どこで実施されるのかを確認してください。

専門部へ進む人の割合を聞く

高等部の3年で終わる人と、そのまま専門部へ進む人がいます。進む場合はさらに学費がかかります。

転科の可否と大学進学の実績を聞く

15歳で分野を決めることになります。合わなかった場合にどうなるのかを、事前に確認してください。

よくある質問

クリエイター系の高等部について、多い5つの疑問に答えます。

高等部で高卒資格は取れますか?

取れます。ただし高等部そのものは高校ではありません。

提携する通信制高校に同時に在籍し、そちらで単位を取ります。

学費は総額でいくらですか?

2校分で約383.6万円から407.6万円です。本校分に、通信制高校の約20.6万円が加わります。

本校の学費表に高校の費用は含まれますか?

含まれません。学費一覧に書かれているのは本校の金額だけです。

別に約20.6万円を見込んでください。

高校を出てから専門部に行くのと、どちらが安いですか?

高等部のほうが低くなります。高等部3年で約396万円、公立高校3年+専門部2年で約445万円が目安です。

途中で分野を変えられますか?

学校によります。15歳で分野を決めることになるため、転科の可否と大学進学の実績を事前に確認してください。

まとめ:2校分で計算する

本記事では、クリエイター系高等部3校の学費を2校分の実額で整理しました。

総額は約383.6万円から407.6万円です。本校の学費表には通信制高校の費用が含まれていません。

3校の差は24万円で、学ぶ分野が違うため比較の対象にもなりません。

判断すべきは金額ではなく、15歳で分野を決められるかどうかです。すでに手を動かしているなら早く始める意味があり、迷いがあるなら高校からでも遅くありません。